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八門遁甲

相術篇・人相
 人の貌(かお)には、その人の運命が書かれていると言う。それは容貌が、そもそもその人自身の心の裡側(うちがわ)を顕(あら)わし、特記すべき箇所が「貌」だと言えるからである。

 貌には様々な心理状態と、それから以降の行動原理が記され、人は貌から漂って来る「気流【註】人間は大地の気に作用される生き物であり、その気を足の裏から吸収し、その排出口が、実は貌である)」に作用されているようだ。
 貌こそ、脳の反映であるからだ。

 もし、八門遁甲で言う「相術」を極め、そこから某(なにがし)かの情報を引き出せば、既にその人の考えていること、あるいはこれから先、その人に絡む運命転換などの情報を引き出すことが出来る。
 また、人間は人生において、異性・同性に限らず、パートナーを求めて生きる生き物であるから、やはり求人の対象は、自分に忠実であって欲しいことと、裏切り者でないと言うことが、人選びやパートナー探しの根本原則となるであろう。

 人は、自分一人で生きているのでないから、周囲の人や、その環境に凭(もた)れ掛かって生きる動物である。その為に、周囲や環境に対しては、良好なコミュニケーションを確立したいと考えるのが、何人(なんぴと)も偽らざる心情であろう。

 裏切られたくない。友はいつまでも友であって欲しい。寝返って欲しくない。心変わりをしないで欲しい。信用に値する人間であって欲しい。何処までも信じていたい。信義を貫きたい。
 誰でも隣人(りんじん)に対しては、このような期待を抱くものである。友においては、そう願うものである。

 しかし、人生に裏切りはつきものであり、人の貌を冷静に見詰め、冷徹に洞察すれば、人間は誰しも、東洋人の説く、「性善説」などでは説明のつかない、「心に剣を呑んでいる人」が少なくないことが、長年、人生を経験していくうちに、次第に明確になっていくであろう。

 人畜無害。
 可もなく不可もなくの、一般に言う常識人と言うタイプは、毒も少ないかわりに、また薬となる部分も決して多くない。故に人畜無害である。他に害を及ぼさないことを特長とする。

 だが人畜無害で、可もなく不可もなくの、この程度の人では、逆に人生全体から逆算して考えた場合、たいした毒にもならないかわりに、薬にもならないであろう。
 “いざ”というときに頼りにならない。そのうえ動かない。傍観者を決め込む。
 裏から見れば、危険この上もなしである。何もしないことこそ、換言すれば最大の悪と言えよう。

 善人では通用しないと言うのが、この世の中の掟(おきて)であり、「常識の枠内」での発想は、やはり常識の枠に留まり、無から有を生み出す事は出来ない。
 つまり、常識的かつ分別的な判断からは、不可能を可能にする行動も、智慧(ちえ)も出て来ないと言うことだ。常識や分別の枠に囚(とら)われ、その中だけの認識では創造力も活力も生まれてこないと言うことだ。

 この一般常識論や分別論に囚われる事なく、この判断に屈しないで、弱肉強食の論理を覆(くつがえ)し、抗(あらが)っていく積極性を身に付ければ、この世という現世は一層有意義なものになるであろう。
 しかし、世の中は決して甘いものではない。
 人間は多種多様で、常に時間と共に変化するものであり、運命の陰陽に支配される生き物である。これを巧に読み取り、そこから薬になるものを吸収し、毒になるものを排除していくことこそ、我が人生は今以上に一層豊かになるのである。
 そしてその指針こそ、「八門遁甲の相術」なのである。

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八門遁甲相術篇・人相術
プロローグ
人の顔は人生の結末までを物語る 顔に暗示される崩壊の刻み

第一章 倍数律
現代を象徴する人相 顔は周期によって変化する 「倍数律」の法則 階梯(かいてい)区分と倍数律 人間の顔を形作る三つの基本形 顔には心身が連動した形で反映される 人間の運命を知る37宮の各部位 人の顔にはその人の災いが顕われる 顔の比率バランス

第二章 人相の持つパネル構造
人相からその人の思考力が判断できる 人相と人格について 人間の顔のパネル構造 人相から考える人の運勢 人相から見る印堂の秘法 「是が非でも」と言う達成されない願望 顔はその人の総てを顕わす 八門遁甲は中国の、恐るべき秘術だった 忠義の人・顔真卿(がん‐しんけい) 動乱の度に浮上する八門遁甲

第三章 運命地図
兵術としての八門遁甲 八門遁甲は占いでなく中国の古典物理学である 運命が嫉妬すると言う現象 本当の幸福とは何か 処世術考 足るを知る幸福 現代に付き纏う絶望的感覚 青年期の野心と欲望から解放される 運を左右する人相運命地図 一寸先は闇(やみ)の人の運命 人生における愛について

第四章 天運
日本人には理解できないキリスト教的なアガペ 幸福であるということ 天運の構造 人間の持つ「気」の構造 僅かな時間で相手の支配されている運勢を見抜く術 より善き死を迎える為に、人は必死で今を生きる 凶相と死相 人相地図に観る「凶相」と「死相」

第五章 目を観る
眼に顕われる不義・不倫の死相 眼には、その人の未来が映し出されている 高速化する時代の現代人の眼 時代の句切れ目と過度期に顕われる眼 文殊の化身・康熙帝(こうきてい) 十全老人・乾隆帝(かんりゅうてい) 歴史に見る栄枯盛衰の皮肉 人相に見る眼と睫毛(まつげ)の吉凶 三白眼(さんぱくがん)・犬眼・狐眼(きつねめ)に觀る時代の凶相 犬眼が踊らされた時代 三白眼と狐眼の二人三脚で、「犬眼」が餌食になる

第六章 色情
色情に惑わされる現代 人の運命に絡む反覆強迫(はんぷく‐きょうはく) 心が動かされる 自殺者の心 眼は「心の窓」と言うが ほか



兵法・相術と八門古典物理学
八門遁甲 (い)み嫌われる鬼門と心像化現象 ほか

緊急時

現代サバイバル術
目次一覧

滅びに向かっている現代日本人
生態系が急変する日本の現状 熱帯林の急変 人間は災いの生き物か 天地がまぜまぜになる大激変 人類が犯した罪悪 美徳が悪徳に取って代わる「滅びの方程式」 悪徳を企てる者は誰か 国旗への常識を知らない日本人 偏光レンズで見られる日本人 歴史を見る感情論 人類を「洗濯し選別する」手段は食文化の破壊だ 殺される命の雄叫びを聞け 矛盾する人の世の理(ことわり) 人はみな同格であり同等である 食と色で滅びの兆候を見せる日本人 平等意識の中の不平等な現実 階級化の民主主義は正しく機能しない 眼に見えない身分制度と階級 テロ時代の開幕 アルカイダ テロと、その献金ルート 日本赤軍 安全と安心の定義 条約や国際法規を知らない日本人 古人の智慧、再浮上の秋(とき)


サバイバル術概論篇
現代の生き残りに賭(か)けて 平和主義に絡む戦争感情論 昭和ヒトケタ残酷物語 ほか

歴史から学ぶ教訓
 歴史の中には、幾多の教訓が残されている。その中から学ぶ点は多い。しかしながら、歴史から教訓を学ぶにしても、単に常識的解釈だけで、学ぼうとしても、それだけでは不可解なことが多い。

 例えば、三国時代の中国史から、諸葛亮孔明(しょかつ‐りょう‐こうめい)を見た場合、彼の行動原理は損得勘定抜きの、不可解な行動原理で支配されていることは、また事実である。

 三国時代、魏は九州(冀(き)・エン・青(せい)・并(へい)・徐(じょ)・予(よ)・司(し)・雍(よう)・涼(または梁)(りょう)を支配し、呉は三州(揚(よう)・荊(けい)・広(こう)を支配した。ところが蜀漢は僅かに益州のみと、ただ一州に過ぎなかった。
 更に、蜀漢の経済力と兵力を考えれば、弱少のこの国が、何ゆえ強大な魏(ぎ)と戦わねばならないのか。無理を押し切ってまで孔明は、何故こうまでして、あえて強大を誇る魏と雌雄(しゆう)を決しなければならないのか。

 これは常識的判断からすれば、確かに不可解なことである。
 一般常識を持ち得る、健全と称される人の分別は、「常識と言う尺度」で物事を考え、これに従い、知識と行動思案を絞り出す。
 しかし、常識の枠(わく)で物事を考え、「閉ざされた枠」だけの認識では、創造的な活力は何一つ生まれてこない。また、優劣や強弱に捕われれば、弱肉強食の理論しか生まれてこない。

 しかし、この弱肉強食と言う、一般人から検(み)た常識的判断に屈しないで、むしろ積極的に強敵に抗(あらが)って、それと戦う毅然(きぜん)とした態度の中に、孔明の思想的態度があった。
 孔明は弱肉強食の論理を否定している。その逆転を狙うところに、孔明と独特の生き方がある。

 三国時代、蜀漢はこの時代、超弱小国と言ってよい。ところがこの国が、「天下三分の計」を鼎立(ていりつ)させ、魏に抗う策に撃って出る。普通ならば、指を銜(くわ)えて待つ以外の一般論に従えば、いつかは弱肉強食の理論の中に、蜀漢は巻き込まれ、没していく運命しか残されていなかった。
 しかし、蜀の宰相・孔明は、座して強者の餌食(えじき)になるよりは、魏に少しでも乗ずる隙(すき)があれば、その可能性に賭(か)けて魏と戦う運命を選んだのは、実に諸葛亮孔明その人だった。

 では、日本で孔明のような生きざまをした人物は誰か。
 まず第一に、奇襲戦略に長(た)けた楠木正成(くすのき‐まさしげ)をあげることが出来よう。その正成の生きざまは、極めて孔明に近く、また両者は忠義に厚い。歴史の中から、孔明と正成の壮絶な生き方を探ってみた。

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歴史に記された教訓
孔明《三顧(さんこ)の礼》篇 孔明《臥竜(がりょう)に学ぶ》篇 梟雄とジャングル法則 「土岐復興」対「親不孝者成敗」 勝利の女神が微笑む方程式 百忍 引き際の美しさこそ、見事な明哲保身 この人の為ならと思わせる「風度」 人を動かすのは純真な「まごころ」 近親憎悪 正成の知謀ぶり 時代の変化を見抜く先見の明 上級武士の恩恵は下級武士の働きによって成り立つ 目的意識を持ち、攻撃目標を間違うな 反北条の反旗 高氏と義貞の違い 建武の新政の起こり 三木一草 建武の新政の崩壊 源平藤橘 尊氏と義貞の抗争 正成の願い空しく 桜井駅の訣別 ほか
人物観察は、観相を観るところから始まる。
 人相には性格や運命の陰陽までが顕われる。しかし、人相で運命を変える秘術が八門相術である。

人相。
 それは人間の履歴書である。顔には、その人の自らの運命が書かれている。

静御前。彼女は京都の白拍子しらびょうし/立烏帽子(たてえぼし)に白鞘巻の刀を差すなどの男装で歌いながら舞う歌舞)で、磯禅師の女だった。

 一般には、源義経の愛妾として知られる。義経と吉野山に訣別し、のち捕えられて鎌倉に送られ、鶴岡八幡宮で源頼朝・北条政子らを前にして義経恋慕の舞を舞ったことで知られる。

人の顔は人生の結末までを物語るものである。だから、人は運命の陰陽に支配され、その支配下に置かれている。また、顔には「七情」が顕われる。七情」の七種類の感情が顕われる。

 つまり喜・怒・憂・思・悲・恐・驚を指し、礼記(らいき)の礼運篇では、喜・怒・哀・懼・愛・悪・欲を指し、仏家では、喜・怒・哀・楽・愛・悪・欲を指す。

歴史から学ぶことは多い。
 そしてその中には、いつの時代にも通じるような、人生の姿勢があった。

名も無い草花が、花籠に活けられる時、その草花は存在感を帯びるのである。

 そして草花は、しっかりとした、健やかなさまが忽然(こつぜん)と、その佇(たたずま)いに表出するのである。

知能の士は、知識の富んでいても、渇した者を顧みなければ、それは才を持て余すばかりである。

 勲功を表彰して国家が授与する賞牌いうが、日本では菊花・旭日・瑞宝・宝冠などの種類があり、大勲位以下一等〜八等に分類されている。

 そしてその授賞者は比喩的に、その人にとって誇りとなるものというが……。

美食に群がったり、便利で快適で豐かな能率のいい道具を求めたり、些かの名誉と虚栄心を満たすようなもので、わが身を飾ったりしても、果たしてそれらの物で、心は本当に満たされるのだろうか。

 この疑問に、自分の生涯を通じてとい続けたのが、伝道者パウロだった。

 パウロはいう。
 「受けるより与える方が幸いである」と。
 「欲望に囚われる物への価値観を排して、生きる価値に値するものは、それらを他者に与える時である」と。



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