運気 八門人相 房中術 癒しの杜 菜根譚 小説 会報Back No. 合気 蜘蛛之巣伝 死の超剋 霊的食養 心法
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個人教伝指導日誌 8

何かが疾る。大都会の繁栄した日本の空の上を、何かが疾る。
 同時に、心の中の反感も妬みも恨みも疾る。反日感情は、それを如実に顕している。悲惨極まる阿鼻叫喚地獄の暗示。
 また、文化や伝統は悉
(ことごと)く粉砕される日が来るかも知れない。そして無政府状態になること、疑い無し。

 警告や日本人の取るべき道は充分に啓示しておいたのだが……。予言者に手落ちはあるまい。
 この国の民は、大峠の上り坂に差し掛かったのである。果たして乗り越えられる体力が、この国にあるのか……。
 また日頃から、それだけの体質のよさを維持するような精進を行って来たのか……。果たしてどうか、疑わしいところである。



●邪霊界

 民主主義は、人間の集合体からリーダーを選挙で選び出すシステムだが、人間社会は所詮(しょせん)賢いといっても、人間の賢さを上回るものではない。人間が人間を選ぶのだから、選ばれたリーダーも人間以上ではなく、それ未満である。

 近代から現代に懸けて、世界の先進国を席巻して採用された政治経済システムは民主主義や自由主義を初めとして、資本主義も共産主義も総てユダヤ的な思想から生み出されたものであった。そうした政治形態に基づいて、これらを採用している国家は、何ら問題がなく正常に機能し、国民は上から下まで歓喜の声に満ち、栄えて行くポーズをとっているがこれは幻想だろう。多くの問題を抱えているのである。多くはゆっくりと亡国に向かって、傾斜しているのである。
 しかし虚構でありながら、これを支持する民衆も多い。
 そして今、家畜政策および人間牧場構想の中で、人類を動物として循環する輪廻の輪を構築しつつある。

 霊的に検
(み)て、家畜として家畜の中に生まれ、そして死んで逝く人間牧場の中で管理する家畜政策である。
 その証拠に、民主主義政治システム下では被選挙人が如何に厳しい監視を行っても腐敗や墜落の政治スキャンダルは皆無にならず、仮に清潔であっても今度は、ただ清潔ばかりの無能な政治家で溢れることになる。

 こうした状況下では「政治にうんざりする国民の無関心」が始まる。あるいはそのように仕向けるような水面下の力が働いている。
 そうした意図の最終目的は、一方で新世界秩序の誕生により史上最高の賢明なる独裁者の出現に、奇蹟を抱かせる「メシア」の誕生である。それが完成すれば、人民はその独裁者に限りない尊敬を抱き、またその復活に狂喜し、乱舞し、進んでその前に跪
(ひざまず)くだろう。そうなると、命さえ投げ出し、命を捧げる者すら出てこよう。

 家畜に言うことを聞かせるためには、優秀な牧童がいる。巧みな鞭さばきで家畜を調教し、制御し、統合する優秀な牧童がいる。そのために優秀な牧童は、牧場主の偶像を必要とする。牧童と言う執行者は、牧場主を神として奉ることで、服従の意志を求めるのである。
 人間牧場では、牧場主を偶像化するシステムが出来上がってこそ、人間牧場は管理し監督出来る構造が出来上がるのである。崇拝を抱かせる相手に対して、洗脳を企てるのである。

 人間牧場の家畜は、このように洗脳され飼育されるのである。偶像崇拝の虚像を作り上げるのである。
 こうした実験は既に人間牧場の実験をしたソビエトで実施され、レーニンやスターリンはその偶像のそれではなかったか。中国では毛沢東であった。北朝鮮では金日成だった。
 既に実験牧場として、彼の広大な土地で実験済みなのである。

 この家畜は能力に応じて、知的家畜と体育的スポーツ家畜ならびに芸を為
(な)す芸能家畜とに選(よ)り分けられ、等級化・階級化されるであろう。昨今のプロスポーツ選手を見れば明らかだろう。
 彼等は金の額で、あらゆるチームに奴隷のように売買されて行く。高値を付けたチームに入団する。スポーツではプロ野球やプロサッカーが、それを如実に顕しているではないか。スカウトマンとは、体裁のいい奴隷商人の如き存在である。
 今やこうしたスカウトマンは、各業界に及ぶ。芸能界然りである。また芸能界の裏は、人身売買構造ができ上がっている。その裏にはスカウトマンと言う奴隷商人が暗躍する。

 一方、知的家畜は、更に能力順に機能化され効率化され、かつてマルクスが唱えたような科学社会主義の立場に立ち、科学技術などの知識に対して、知能の明晰順に順位が付けられそれに相応しい労働が与えられるであろう。表向きは“VIP
(ビップ)”である。
 彼等には特別待遇が与えられる。同時に「色」の満喫として、並みとは及びもつかぬ高級娼婦が与えられるであろう。その時の優越感の感知は、“此の上ない”ものであろう。あたかも、優男が抜群のスタイルと男好きする女を従え、高級レストランや高級割烹を出入りするように……。
 この優越感で、有頂天に舞い上がるのである。

 2013年の3月11日、日本の太平洋三陸沖を震源として発生したたとき、東電の“ある重役室”では、日本でも名立たる有名大学出の、マスクもスタイルとも抜群な美人秘書軍を集合させて、淫らなパーティーを開いていたという。あの時間に、である。津波が押し寄せていた、あの時間にである。
 自身をVIPと自負するこの手の種属は、極めて“この手の美女”に弱いのである。
 VIPに何が与えられるか、これにより証明済みであろう。

 また体育分野のスポーツ家畜と、芸達者の役者や芸能家畜は、支配層の奉仕のために、娯楽・慰安・レジャー、ホストやホステスなどの准肉体労働に従事させ、その人気度合いによって労働の代価が支払われるだろう。
 だが仮に、受け取る契約料の代価が高くとも、それは支配階級の中に引き揚げられることはなく、家畜は家畜の儘である。契約料の高低は、人間牧場の家畜の羨望をある時は煽り、またある時はスキャンダルで地位を失墜させる方法が、その手段に用いられるであろう。既に芸能誌などで叩く手法は、実証済みである。
 これにより、のさばったり、思い上がる輩
(やから)をコントロールするのである。あたかも、マイケル・ジョセフ・ジャクソンを葬り去ったように……。このとき自宅近くのカリフォルニア大医療センターに運ばれたが、未だもって死因には謎があるとされている。
 のさばる者は葬られる。出る杭は打たれる。いつも作用と反作用の法則は働いている。そして反作用は、常にその手段として使われる。

 この操作手段は、暴力であり、あるいは抹殺であり、そきには麻薬が用いられ、同性愛であったり、ハードゲイであったり、更にはホモであり、レイプであり、エイズであり、誘拐であり、誘惑であり、改宗であり、デマであり、風説であり、暴力であり、脅迫であり、監禁であり、拷問であり、洗脳であることは、この方法の古くからの形容詞となっている。地獄から天国までの一式が、あらゆる手段として使われるのである。

 また一方で、そのコントロール下に、巧みにそれぞれの名誉心、功名心、金銭や物財への執着心を掻き立て、その味付けに男女の性
(セックス)が宛てがわれ、家畜は延々に家畜として隷属させ使役して行く。その限りにおいて、美男美女は永遠の誘惑の媚薬となり、忠実な僕(しもべ)を育成しつつ、様々な特典や恩給を与えて手懐(て‐なず)け享受させるのである。

 何しろ世界の支配層は、世界の富みの殆どを独占しているのである。少しばかりの特典や恩給を与えたとしても、その資金は殆ど被支配階級のコツコツ蓄えた“なけなしの金”か、毎日消費する飲食物の販売利益か、住宅ローンや車のローンかクレジットカードの利息で賄
(まかな)えるようになっているのである。
 このように世界規模で被支配階級をコントロールする能力の源泉は霊的支配における、古代カバラ思想や黒魔術に根元を見る。そしてコントロールの発信源は、中東より齎される。これから中東は、歴史的に検
(み)ても類を見ない、劇的な変化を遂げるだろう。その主役はイスラエルといっても過言ではあるまい。

 世界史支配層の主力は国際ユダヤ金融資本を格とする、そのブレーンの指向による。それに左右される。
 世界を引き摺る原動力は一握りの超エリートの頭脳から発せられている。また近年、国家としても急速に躍進し、かつ迅速に強力な活動を開始し始めたイスラエルである。
 イスラエルの民は、これまで世界の難民として、歴史上長らく迫害されて来た。また、それだけに迫害された逆境にも耐えて来た。このしぶとさが、彼
(か)の国の国民の活力となって来た。それは今、蘇ろうとしている。

 そもそもシオニズム運動も、イスラエルの世界へ撃って出る目的を助成したものであった。そしてイスラエルは核戦争を想起した国造りがほぼ完成している。
 それを顕すものとして、エルサレムの新しい建築物は、コンクリートでなく自然石を使っていることである。そこにはエルサレムストーンと言う乳白色の美しい自然石が使われている。
 これは美的センスからこうしたものが選ばれているのではない。軍事的な観点からである。機関銃やその他の小銃を撃ち込んだ場合、コンクリートは銃弾が突き抜けることがあるが、自然石はそれが少ない。銃弾を阻止する確率が大である。よってエルサレムではコンクリートでなく自然石である。防弾用として考えられたものである。

 またこの地域には、天然のシェルターがある。それはシナイ半島とアラビア砂漠である。
 日本人が想像する砂漠は、単に砂だらけの砂の海であろうが、実際の砂漠は岩山が多いところである。山が岩で出来ているように砂漠も岩で出来ているのである。ゲリラ戦になった場合、こうした岩山は険しいだけに、この地形を知り尽くした方が勝者になる可能性が大きい。既にこのことは、アフガニスタンにおいて証明済みである。
 またイスラム圏とイスラエルを含む「砂漠の民」は、戦闘においてコップ一杯の水で一週間以上戦い抜く戦闘能力と強靭な肉体を持っている。日本の、おもちゃ同等の自衛隊の比ではない。砂漠の民は生まれながらにして、神より強靭な肉体と精神を授かったのである。これはユダヤ教の「タルムード」が示すところであり、またイスラム教の「コーラン」が示すところである。宗教をもたない日本人の比ではない。

 ソ連のアフガン侵攻では、ソ連軍が大敗を帰したのは、私たちの記憶に新しい。そして山岳戦により、ソ連軍は敗れた。そのことをイスラエルは研究済みである。
 ヨルダン領内のペトラ
【註】ヨルダンにある遺跡で、ユネスコの世界遺産(文化遺産)の登録へ。地域としては死海とアカバ湾の間にある渓谷である。死海から約80km南に位置し、かつては砂漠を移動していたキャラバン隊の中継基地であった。立地条件の良く、紀元前1世紀ごろから、古代ナバテア人の有力都市として栄えた。またスパイス交易の拠点機能と治水システムが挙げられる)は万一戦闘状態に至った時、ここがイスラエル軍の大本営となるであろう。ハリアーのような短距離垂直離着陸戦闘機を一機分確保する広さがあれば、ここから瞬時にスクランブルが出来るからである。そもそもこの戦闘機は、規模が小さく設備の不十分な飛行場でも、活動性が充分期待出来ることを目指した開発された航空機である。
 現在ではオリジナルのハリアーに、複合材料の導入などの軽量化策を施し、実質的な兵装搭載量を増大させた AV-8B ハリアー IIが開発されている。この機種はアメリカとイギリスで開発されたが、能力はそれぞれ異なり、イスラエルと硬く結びついたアメリカはこの戦闘機を親族国家のイスラエルに大量に提供するだろう。山岳戦ともなれば必要不可欠な兵器となるからである。

 またイスラエル人は農業技術も優れたものを幾つも持つ。日本の「石油に浮ぶ、石油に依存した農業」でない。イスラエル独特のものである。機械や石油に頼らない、山地の、あたかもインカ帝国の天空の都市を彷彿とさせる「智慧者の農業」である。
 イスラエルの民は不毛の砂漠に、あらゆる困難と戦いながら、水路を引き、オレンジ、アボガド、オリーブ、グレープフルーツ、また小麦などを豊かに実らせた。

かつての五千円札裏側に印刷された富士山はひっくり返すとシナイ半島にあるシナイ山になる。シナイ山は古代ユダヤの民が、モーセに率いられてエジプトを脱出し宿営した地。民はモーセを通してここでヤハウェ神から十戒を授けられ、契約が結ばれた、かの有名な山である。

 旧五千円札の上下をひっくり返せば、湖面に浮ぶのは、どう検
(み)ても山中湖に浮ぶ山は富士山でない。明らかに中東の山である。日本の山でない。
 この山が、どうして新渡戸稲造の五千円札の裏側に登場するのだろうか?……。

 今のイスラエルの山々は、至る所が青々とした緑で覆われている。一本一本樹を植え、植林に精を出しまた農作物を見事に実らせ、豊かな農地を作り上げた。ユダヤ人入植者はそのために必要だったのである。
 この入植者の多くは、イスラエルの一級市民の白い肌をもつアシュケナジーではなく、東洋人と同じ黄色い肌をもつ二級市民のスファラディーである。この国ではブレーンを司る頭脳集団と、労働を司る肉体集団とに二分され、それを一級市民と二級市民に分けているのである。

 更に近未来には、この状況下に豊かな資金、企画を立案する頭脳集団、多国間を自由に行き来出来る言語人材、高度な情報管理システムが加わり、人類感化機関として一貫した意志決定により世界政府としての新秩序までもが、発信されるかも知れない。
 それは「飴」と「鞭」の両方から攻めて来るだろう。この使い分けを巧妙にする。

 「飴」としては、巧みに名誉心をそそらせ、また功名心で擽
(くすぐ)り、金・物・色を宛がって、それに執着する心を掻き立て、隷属させるために、特に進歩的文化人はその権威として利用されるだろう。進歩的文化人には予め「鼻薬」が効かされている。
 まず日本人が学習して欲しいことは、「飴一個のもつ魔力」は非常に恐ろしいと言うことだ。
 この一個の魔力により、地上から葬り去られた人物はゴマンといたのである。
 非ユダヤ人を取り込む工作は、世界各地で着々と進んでいる。日本も例外ではない。

 マスコミの多くは直接的にも間接的にも、ユダヤ資本が導入されているからである。これに逆らう日本の資本家はいないだろう。多くは配下のTC
Trilateral Commission/日米欧三極委員会。日本・北米・ヨーロッパなどからの参加者が会談する私的組織で秘密結社ではないと言う)であるからだ。
 みな、「飴一個のもつ魔力」に魅入られた人達である。
 それは現代だけではなく、戦前にもいたし、戦中にもいた。日中戦争や大東亜戦争当時にも、飴一個の魔力に転んだ人達が多くいたのである。

 戦中の中国を拠点に開催されたアジア太平洋委員会には、フリーメーソンの新渡戸稲造が張学良らと共にいた。これは何を意味するものであろうか。
 新渡戸稲造も親ユダヤとして進歩的文化人だったに違いない。そのためにフリーメーソンと関わりの強い日銀は、五千円札に新渡戸稲造を紙幣のデザイン肖像に描いたのだろうか。

新渡戸稲造が描かれた旧五千円札。左下の横長のメルカトル図法で描かれた地図上には、日本の紙幣でありながら日本はなく、太平洋しか描かれていない。
 新渡戸稲造が日本とアメリカの架け橋になったとでも云うのでもあろうか……。裏側に描かれたシナイ山の暗示といい、この地図といい、まったくもって摩訶不思議な日本の紙幣である。

 親ユダヤとして進歩的文化人は、その権威を喧伝材料として大いに利用されるだろう。こうした者を代理人として使うことは、既に決定されているのである。
 彼等は忠実で、従僕な使役対象の家畜であり、こうりた忠誠心を示している限り、特典を享受する恩恵が与えられる。また親ユダヤを獲得する度に、自分の家族とその家族が暮らすマイホームは半永久的にハッピーであり、労働階級の一般下々の幸せとは異なる、物質的幸運が常時転がるようになっている。

 また「鞭」としては、処刑される運命が待ち構え、例えばイタリアの銀行家で反ユダヤ政策者のジョルジオ・アンブロッソのように、「P2」のマフィア集団が法的に介入して葬り去った。
 また、同じようなことが、1982年2月に起こったバチカンの資金管理を行う銀行であったアンブロシアーノ銀行の頭取のロベルト・カルヴィの怪死事件を彷彿とさせる。彼の場合は裏切り者とされていたようだ。

 「P2」とは、フリーメーソンの「プロパガンダ第2部」の略称である。また『ロッジP2
(Lodge P2/Propaganda Due)』ともいう。
 この秘密結社は、イタリアに拠点を置くフリーメーソンのグランド・ロッジ「イタリア大東社
(Grande Oriente d'Italia)」傘下で活動していたロッジである。ムッソリーニ率いるファシスト党政権下の1925年に、全てのフリーメイソンが活動を禁止されたために活動を停止し、その後は秘密裏に活動を行ったとされる。

 この世の中には犯罪者でなくとも、自分たちの不都合になることに対し、確固たる真実を握る者を平気で握る潰そうとする者が居る。そしてこれらの実行犯は自分自身で関わるのでなく、その道のスペシャリストに依頼する場合が多い。また、そういう家業の犯罪集団が居る。「P2」もその一つである。依頼があれば、必ずこの世から抹殺するのである。

 この部署は旧
(ふる)くはロンドンを発祥とし、イタリア独特のマフィア組織であるとされる。しかし現在の世界各地にあるフリーメーソンの各支部とは無関係らしい。
 1960年以降地下に潜りその活動は数回の会合程度に終わり、政治色的な色彩はないとも言われている。
 マフィア組織は元々はシチリアの暴力団の名であり、その組織がアメリカに移民し、当時の禁酒法下で酒の密輸入で急激に成長した組織だった。

 また当時、イタリアではムッソリーニの失脚後、バドリオ政権(イタリア王国時の首相)は連合軍に全面降伏を通達するも、混乱は納まらなかった。バドリオPietro Badoglio/1935年から始まった第二次エチオピア戦争では、毒ガス攻撃や無差別爆撃使用は戦争犯罪に当たるとして、対エチオピア戦に限れば彼は戦争犯罪人であるという意見も。1871〜1956)はイタリアの軍人で1925年から40年まで陸軍参謀総長を勤め、陸軍元帥だった。
 バドリオは43年7月にムッソリーニが失脚すると解任され、そのご首相となる。同年9月、連合国に無条件降伏後、今度は対独宣戦を表明する。

 一方同年同月、シチリア島の連合軍の主力は、ナポリ付近のサレルノに敵前上陸を敢行した。このときファシス党から追放されて離散していたシチリア系の暴力団が集結し、連合軍のローマ侵攻を先導して、虎の威を借る狐のような「プロパガンダ第2部」は、イタリア敗戦後の無気力なイタリア国内で急速に勢力を伸ばした組織であった。そして組織力は堅固になって行った。以後、歴代の内閣がこの組織の壊滅や駆逐を図ったが、効果は一向に上がらなかった。勢力を益々絶大にして行ったのである。

 これはマルコ・ポーロの『東方見聞録』に出て来る「山の老人暗殺集団」と酷似すると言う。「P2」は、これと酷似する。
 そのうえ「P2」はテンプル騎士団の伝統と習慣を受け継ぎ、また強固な軍隊的組織でもある。
 更に「山の老人暗殺集団」と酷似するところは、組織の裏切り者に対する懲罰は厳格であり、秘密結社と儀式、更に網の目のような諜報網、あるいは処罰は掟とに照らし合わせ、その仕置きは凄まじく、中世の宗教裁判や魔女裁判のように残酷無比なものであったという。

 このことを作家・松本清張は『霧の会議』という小説の中で書いている。
 小説内には、あたかも銀行家のロベルト・カルヴィを彷彿とさせる人物が、「リカルド・ネルビ」という名で登場し、この人物がイタリアのフリーメーソン系の秘密結社「P2」の組織員に残虐されるところを描いている。
 ただ奇妙なことだが松本清張氏は、1980年代のネット網未発達の当時、イタリアのフリーメーソン系の秘密結社「P2」の暴露のような、この資料を何処から入手したのだろうか。昨今では、「フリーメーソン秘密結社説」は有識者の間で完全に否定されているようだ。そして、この組織は単なる親善友愛団体で、陰謀を企んだり、非合法活動はしないというのが日本では常識になっている。

 ちなみに「山の老人暗殺集団」とは、「山の老人」の棲
(す)む所は、タラガーン川がアラムート川に合流する所で、ここを「暗殺集団(アサシン)の谷」と呼び、アラムートの岩の花崗岩(かこうがん)の断崖絶壁(だんがい‐ぜっぺき)の聳(そび)えた城塞であった。
 マルコ・ポーロの著した『東方見聞録』には「山の老人」を首領とする暗殺集団のことが記述されている。そして、この「暗殺集団の谷」の形容としては、次のように語られている。

 その昔、アラオディンという「山の老人」は、ムレヘットという山の奥地に、壮大美麗なる宮殿と、美しい庭園を持ち、宮殿は黄金で塗込められた建物で、庭園は香のよい花と果樹に満ち溢れ、四条の小川には葡萄酒
(ぶどうしゅ)と牛乳と蜂蜜と、清らかな水が流れていた。
 ここで「山の老人」は、11歳から20歳までの武術に優れた若者を集めて、修練に励ませる一方、時々周期的に媚薬
(びやく)を与えて眠らせ、この地に囲った。この媚薬は、性欲を催させる薬のことで、麻薬を含んだ「淫薬(いんやく)」といわれるものであった。この淫薬で若者をコントロールしたのである。そして此処に集められた若者の人相は、明らかに「狐眼」だったという。
 狐眼は、八門人相学の『相術』でいうと「走狗の眼」と云われている。古くから暗示に掛かり、その行動は残忍を極めると言われている。

 また、この眼に限って暗示を与える。媚薬を使って暗示を与える。
 媚薬とは、大麻
(ハシシュ)のことである。
 この媚薬を用いながら徐々に暗示に懸けて行くのである。「もう一度、あの天国に入りたいのなら、命令通り某々
(なにがし)を刺殺せよ。殺して来い。万が一、やり損なって殺されたり、失敗に終わる事があっても、お前達は真っ直ぐ天国に行ける事は疑いなしだ」と励まし、若者達は老人の命令を実行する。実行者は「狐眼」の若者であり、立案者は「山の老人」である。そして、「山の老人」の人相は、まさしく「三白眼」の持ち主であることは疑いなかろう。
 これは立案者の「三白眼」が、実行犯の「狐眼」を操る図式である。そしてこの図式こそ、顕界と幽界
(この精霊域は限りなく天国に近付いた「天国」と言うなの地獄である)の邪なる取引において行われた不可視世界の縮図だった。

 「山の老人」はこうして若者達を訓練し、暗示を掛けて、「狐眼」を次々に実行犯に仕立て上げた。そして、近隣諸国の王や貴族を脅
(おど)し、服従させ、貢物(みつぎもの)を巻き上げていたが、やがてモンゴルの皇帝フビライ・ハーンの弟、フラグ・ハーンの襲撃を受けて滅ぼされることになる。

 一方、『ロッジP2』こと「プロパガンダ第2部」の活動は凄まじい。常識人の想像を絶するものがある。常識を遥かに超えたことをする。
 表向きは政治色がなく、また会合も数回程度と言われているが、しかし水面下では反共主義活動の一環として独裁政権に結びつき、活動の舞台はアルゼンチンやボリビア、チリなどの南アメリカの軍事独裁政権に及んだ。
 かのフォークランド紛争のとき、「P2」はアルゼンチンにフランス製の「エグゾセ・ミサイル」も、同組織のメンバーにより調達されたもので、多くのイギリス海軍艦船を轟沈して有名になった。武器調達能力は世界の犯罪組織の中でも抜群であるといわれる。

 こういう経緯から1970年に結成されたイタリアの極左テロ組織『赤い旅団
(Le Brigate Rosse)』とも関係が深いと言われている。
 『赤い旅団』はこれまで数多くの誘拐・殺人事件を起こし、ジャーナリストや、警察官、裁判官、実業家、政治家などを殺害して世の中を震撼させたことで悪名高い。
 極右の「P2」と『赤い旅団』の交わりは、政治的かつ思想的な交点はなく、ただ『ロッジP2』の武器と調達能力に価値観を見出しているのである。そして「テロ」という概念でも一致している。

 極右の活動分子「P2」に対し、極左のテロ活動分子が結びつく奇妙な構図は、60年代までに遡
(さかのぼ)り、学生運動の挫折から極左化したテロ集団であり、当時のイタリア共産党が平和的議会主義的手段によって社会主義化を唱えたことに不満を抱いたことから始まる。その後、頻繁にテロ活動を行うようになり、暴力を前面に打ち出して恐れられるようになる。60年から70年に掛けてヨーロッパでは度重なる経済不況の結果、若者の失業者が増加し始めていた。これを機に70年に『赤い旅団』が結成された。

 双方の利害関係は極右と極左のテロ破壊工作の点で共通性を持っているのである。「P2」の武器調達能力は抜群であるからだ。
 自前で一切の武器を揃えられる能力を持っており、軍隊から借用調達をせず、自前で戦車から軍艦まで揃えられると言う。両者は武力クーデターに呼応する組織でもある。
 日本ではこうした過激な地下組織があることは、あまり知られていない。
 それは現代日本人の関心の鉾先に問題があるようだ。

 日本人の関心は政治などではない。個人主義を満喫させないものは一切嫌う。
 政治政策の如何で経済が変化するなどもあまり眼中にない。日本人と日本社会は世界動向に疎
(うと)いのである。疎い原因は、こうしたことに関心がないからである。多くの日本人は殆ど無関心に日常生活を送っている。防衛も防禦もない。今が楽しければいいのである。マイホームすら安全であればハッピーなのである。この主義者や種属は、幸福と云う言葉を用いず、「ハッピー」と云う言葉を用いるのが特徴である。

 日本人の多くの関心はテレビの娯楽番組であり、それに登場する芸能人情報であり、またスポーツや風俗情報である。そしてメディアから流れて来るのは、小さな国内ニュースや福島原発の放射能汚染の数値のデータばかりである。この中で本質を伝えるものは殆どない。
 更に、日本人の実情を検
(み)ると、最早日本人は世界の中の主体性を失い、隷属的な役割に甘んじているだけである。主権国家としての発言力も弱い。

 近年は、近隣国から無謀な歴史認識の変更と改竄
(かいざん)を迫られているが、これに対して発言する日本人は殆ど居ない。韓国などの歴史教育は、教育と言うより、明らかに洗脳である。こうした間違った洗脳に対し、日本人は殆ど発言せず、また関心も示さず、むしろ裏腹なマイホーム主義に転じて、悪しき個人主義を謳歌しているようにも思える。今がハッピーならば、他は何もいらないと言うふうに、である。

 政治的駆け引きを外国から仕掛けられ、これに何一つ関心を持たないの云うのは、最早亡国であり、このまま埋没する危険も孕
(はら)んでいるのである。
 では、こういう暗示が日本に齎されたのは、いつのことだったのであろうか。日本人が金・物・色を宛てがわれ、その心地よさに有頂天に舞い上がった時ではなかったか。

 そしてこのような結果に至った結末を考えれば、そこには『シオンの長老の議定書
(protocol)』があったことが否めない。
 事実、今日の世界はシオンの議定書通りに動いているからである。
 思えば、日本列島は明治維新以前は列島ごと光明波という「霊調波」に護られていた。細やかで密度の高い霊調波の火の光に護られていた。そのために開国からの強力な霊団であっても、日本に侵入することは容易でなかった。霊調波が邪魔だったからである。

 ところが福沢諭吉の唱えた「脱亜入欧政策」により、西欧の波が日本に押し寄せて来た。邪神界の波である。
 明治維新の西欧からの霊団が入って来る波が第一波とすれば、第二波は日本だ大東亜戦争で敗北した終戦直後に再び欧米から押し寄せた。その波で日本人の生活様式は悉
(ことごと)く欧米化されて行った。

 やがて日本は高度経済成長を迎える。
 その頃に起こったのが「日本列島改造論」だった。この改造論は、邪神界の物質波に汚染されたものだった。
 これにより、日本の金に群がる愚者どもは、神霊力学を完全に無視した乱開発をしたのである。
 この頃から無謀な日本列島の解体が始まったのである。その解体は、表面上は「開発」とか「改造」と言う名前がつけられたが、これまで日本はムー大陸から続いた「左回り」の神域や聖域があり、そこが悉
(ことごと)く乱開発で破壊されたのである。神社仏閣のあった神界や神霊界のパワーは、無慙(むざん)なまでに破壊し尽くされ、その「土(つち)なす所」まで悉く壊された。

 超古代には日本列島には多くの文化遺産が存在し、隆盛と衰退が繰り返されて来た。日本各地で発見される巨石文化の跡や環状列石
(ストーンサークル)、立柱石(メンヒル)、巨石墳墓(ドルメン)などが太古の名残を留めている。ところが、これらが破壊の憂き目を見ている。
 日本文化や日本精神を嫌う城門開放の進歩的文化人どもは、何の恐れを知らず、多くを打ち砕き、あるいは意味ない所に移転させ、とうとう右回りの拡散・拡張の方向に働く邪神界のものを招き入れたのである。
 昨今の日本人の墜落はかくの如し。

 こうして欧米の右回り旋風が襲い始めた。その最たるものが風紀とモラルを乱す「性の解放」だった。
 これにより日本の水子の数は、先の大戦の戦死者の数を上回り、何と350万人以上に達したのである。つまり、これからの日本を担う350万人以上の生命が、堕胎手術で失われたのである。ここに日本の短期間による水子霊の発生が起こったのである。
 元兇はアメリカが持ち込んだ自由恋愛による、「色の乱れ」に端を発する。フィーリングがあり好きならば、誰とでもセックスをしていいというのが、昨今の肉欲論である。この肉欲をもって「愛」などと嘯
(うそぶ)く。そして近年、日本列島に「獣性化」が起こった。
 獣性化の犠牲者が水子であり、その魂の水子霊だった。
 日本では水子の定義は、岩波書店の『広辞苑』では「出産後あまり日のたたない子」とあり、もう一つは「流産した胎児」とあり、人工流産とは記していない。

 水子霊は6週間目から生まれるまでの二ヵ月前の胎児をいい、これを手術具で掻き出して、人工的に水子にしてしまうのである。
 あれは……、何も知らない……。
 そして、ただ母恋ししい……だけの小さな霊……。
 この小さな霊は、母の温もりを求めて泣くただの水子の霊。何も知らないのである。
 この水子霊が、古代ユダヤカラバ思想の洗脳ターゲットになって、巧みに誘われて、集団化し始めた。巧みに外国の霊団によって手懐けられた。顕幽両界に奇怪なる災いが齎され始めた。

 霊的世界の君臨の足掛かりとして、この世とあの世の狭間では、水子霊が手懐けられ、操られているのである。そしてこれらの霊が結束して集団化し、悪の軍団に走狗となり一層強力となって、憑衣霊となって日本人に取り憑き始めたのである。
 昨今の日本の大病院などに行って見ると、現代医学では解決出来ない現代の難病奇病に罹病した多くの慢性病患者で溢れている。それはまた、憑霊と完全癒着した罹病した日本人の成れの果てであった。

 『シオンの長老の議定書』
【註】この議定書は、また『シオン賢哲の議事録』ともいう)は、日本人の性の解放を促し、これに転ぶ多くに日本人が出ることを予測していたのである。
 この議定書は、第1議定書から第24議定書まであり、これをロシア語で翻訳して刊行したのがロシア人のエス・ニールスである。ニールスはこの原文を1901年に入手し、1905年に自著の第2版中において発表したが、ユダヤ人側はこれに狼狽し偽書であるとの宣伝を行った。その一方でロシアに住むユダヤ人の黙殺、買占、押収などが行われた。
 1917年に第4版が刊行されたがロシア政変
(3月革命)に遭遇し、またこの政変によってフリーメーソン社員のルヴォフが政権を握ったが、配本されるべきニールスの本は武装暴徒によって悉(ことごと)く押収されて路上で焼却された。

 また、第1版から第3版までは、書店に顕われるの直ぐにユダヤ人によって買い占められた。
 こうして押収の憂き目にあったのだが、ニールス版の第2版が偶然ロンドン大英博物館に入って登録番号は「3926D17号」の下に保管されていたが、誰も読むものがなく、ドイツ語版で世に出てから、英国人たちはこの蔵書に気付いた。以降、英訳もなされた。更にフランス語、スウェーデン語、デンマーク語、ポーランド語、イタリア語の訳され翻訳版が世界に出回ったのである。

 悪神の世界征服計画と呼ぶに相応しい、一種独特の悪意に満ちた狡猾
(こうかつ)なる執拗さは、人間の奥底を見透かし、かつ巧みに読み解き、まさに戦慄に値する。そして世の中は、議定書の示す通りに動いている。世界の動向は瓜二つと思うばかりの動き方をしている。何とも不思議である。

 だが残念なことに、この議定書を偽書と信じて疑わない者も多く、これを一生懸命に「贋物証明する」ことにエネリギーを注ぎ込んでいる進歩的文化人やその影響を受けた者も少なくない。しかし議定書を読めば、それが真贋かの判断をする以前に、近代の世界が、まさにそこに示されたその通りに動いているからである。
 更に付け加えれば、議定書の価値は、その内容がその後の現実世界で証明され、人類はその通りの道を進んでいるからである。

 性のモラルから食み出して、自由恋愛が齎した元兇がある。それは人工中絶と言う人命を軽視した行為が起こった。水子の大量増産である。戦後は全然に比べて水子の数が急増した。
 自由恋愛の総本山のアメリカでも、日本人ほど貞操観念は墜落していない。上層階級では、性の乱れはない。彼
(か)の国は階級社会であるからだ。アメリカを自由と平等の国で、その門戸は大きく開かれ、まさか階級社会と思ってはいない日本人が多い。その影響は昨今のアメリカ映画の“白人・黒人・黄色人”が揃って映画に出演し、日本語吹き替えの会話から、三者は平等であるかのようなイメージを抱かせ、そこから安易な錯覚を抱いているのである。

 同国も下層階級では自由恋愛が華々しいが、上流階級では自由恋愛など認めていない。そういう風習もないし、上流は至って厳格だ。日本ほど墜落していない。先進国の中で、貞操観念が一番墜落しているのは日本がダントツである。
 日本は確かに、物質的には一億総中流で、確かに先進国の中で、中流のレベルまで追いついた。ところが、先進国では、精神的には下層階級か、それ以下となった。

 日本人女性の貞操感を失わさせ、早々と小・中学校の時点で、処女を喪失させるよう、世論に働き掛けたのは進歩的文化人だった。昨今の女性週刊誌を検
(み)れば明白である。こうした書物の裏には、進歩的文化人の日本崩壊の意図が働いているのだ。戦争絶対反対とか、平和主義の裏には、こうした背景がある。自虐的立場に追い込んで“日本人”という、この種属を、ヒト科の人類学上の生物界から排除するのが目的だろう。日本人ならば、高村光太郎が大正三年に発刊した詩集『道程』の中の文章を、決して忘れるべきでないだろう。

 高村曰
(いわ)く、日本人観を『根付(ねつけ)の国は、猿の様な、狐の様な、ももんがあの様な、だぼはぜの様な、麦魚(めだか)の様な、鬼瓦の様な、茶碗のかれらの様な日本人』と言い退(の)けている。
 日本には邪霊界に対し、内側から城門を開いて、邪霊が入り易くする輩
(やから)が居るのである。
 進歩的文化人は、世論を自分らの思い通りに操作して、同じ日本人でありながら、日本人を自虐的立場に追い込み、懺悔
(ざんげ)させる名人である。

 したり顔の文化人は、人工中絶礼賛も、日本人撲滅運動の一翼を担っている。この水面下の動きに、日本人政治家は、誰一人気付かず、気付いても反論出来ない。反論すると、票を失うだけでなく、マスコミから叩かれる。少子化を問題にしながら、一方で、少子化に歯止めを掛けることを見逃しているのだ。

 事実、本来は優生学上の見地から、不良な子孫の出生を防止するということとは程遠い、経済的事情も考慮され、不具でなくとも嬰児屠殺が行われている。つまり、嬰児の父母となるべき男女が、養育は金が掛かるとか、セックスは好きだが、子供は嫌いだという理由で屠殺されている。根本的には、此処に少子化の元凶が巣食っている。日本人の人口減少は、厚生労働省が奨励する母体保護法は換言すれば、人工中絶礼賛であり、これにも問題がある。
 元はと言えば、現代日本人の美食や飽食から、色の乱れの元兇が始まっている。そしてその代償が、実に大きな大変なものであることに、多くの日本人は気付かない。色の乱れは、背後にエイズを引き摺っているのである。

 また、地球上からの日本人の口減らしにも、進歩的文化人が培養した不倫作家が一枚噛んでいる。
 言論の自由で、性描写を、濃厚で卑猥に書き立て、猥褻的かつ官能的に表現しても、昨今では咎
(とが)めなれない。「何でもあり」の時代になった。親もだらしないから、日本では中産階級クラスでも、欧米と異なり、家庭教育が出来なくなって、親もわが子の躾(しつけ)を放棄している。それどころか、親が不倫に興じている。襟を正す気配は一向にない。

 水子は増産されている。まるでセックス遊戯で、お払い箱になった紙人形のように……。
 霊的世界から見ると水子霊集団が連合を組み、悪霊集団の唆
(そそのか)しに呼応して、不倫真っ盛りの性の乱れに乗じて、日本人に冥(くら)い陰を投げ掛けて憑霊現象を起こしていると同時に、議定書からも分かるように、顕界と霊界(幽界も含む)の両方の方向から日本人の人減らしの殲滅作戦が始まっていることである。

 また黙示録には、こうあるではないか。
 「あなたの見た水、すなわち淫婦のすわっている場所は、あらゆる民族、群衆、国民、国語である」
(黙示録17‐15)とある。
 淫婦とは、夫のある妻のことである。こうした妻女が不倫へ奔ることを暗示している。
 また議定書は、こうなった経緯を証している。
 「我々は非ユダヤ人の青少年を愚昧
(ぐまい)し、誘惑し、墜落せしめた。我々がこの目的に達したのは、青少年の教育を誤れる原則と教説との上に樹立した為であって、我々はこれからの原則と教説との欺瞞性(ぎまん‐せい)をよく承知しながら、なおそれらを適用せしめたのである」(『シオンの長老の議定書』第9議定書)

 背後には、日本人に対し白痴化を目論んだものと思われる。
 既に使い尽くした言葉だが、まさに「3S
(スポーツ、スクリーン、セックス)」なのである。それに釘付けする。
 そして、それを仕掛けたと、既に犯行声明しているのである。悪魔の日本占領計画の一片の手の裡
(うち)を証している。これはあるいは、世界が一つになって攻めて来る構図ではないのか。
 その序曲が半島問題であり、半島では南北が一つになる兆しがある。一つになれば、それは連合軍だ。『高麗連合軍』と名乗るかも知れない。そうした軍隊が、まず日本叩きの先鋒として来襲するかも知れない。日本からすれば半島は外国であり、外国は「邪神界
(がいこく)」なのだ。日本のものとは違う。違うものが襲って来る可能性もあろう。

 「北から来るぞ、北に気をつけろ」
 そういう神示もある。
 「北」とは何処だろうか。
 ロシアだろうか、中国だろうか、あるいは南北が連合を組んだ高麗軍なのだろうか。
 北からの軍が日本列島を襲い、続いて四方八方から外国軍が雪崩れ込む。そうなると日本は無政府状態となる。その後、忽
(たちま)ち領土は占領され、掠奪され好き放題に分割・割譲されるだろう。霊能者の霊視では、北陸に上陸した侵略軍は国道49号線を通り、東京に進攻すると言う。その間に、国道周辺の地域は掠奪され、婦女子は強姦され、阿鼻叫喚の地獄が出現するだろう。
 世界中の軍隊で、戦争犯罪と無縁だった軍隊は、ただ一つとしてない。生き疑獄が出現するだろう。
 そういう現実が、もしかするとあるかも知れない。皆無とは云えない筈だ。

 白人主導型文化然
(しか)り。
 日本人は明治期以降、外国を「邪神界」と理解していない。邪神界という「邪」の魔力が見抜けない。魔力に誑
(たぶら)かされる。“外人さん”というだけで甘い貌をする。横文字を喋る白人には弱い。未だに白人コンプレックスの呪縛から解放されていない。
 そのうえ日本の政治は貧弱である。この国に政治屋はいるが政治家はいない。戦後民主主義は、日本人にそうなるように仕組まれた政策だった。
 現代に、肚の据
(す)わった政治家を見ることは殆どない。日本に政治家はいない。夜郎自大な政治屋しかいない。権力に胡座(あぐら)をかいて威張っているが、彼等は浮遊の主(ぬし)である。小役人である。国民の票だけを気にする浮遊の主である。いつも軋轢(あつれき)によって変化する。外圧によって形を変える。

 その意味からすれば、外国の政治家と太刀打ちが出来ない。肝心な「腹芸」と言う技を持っていない。寝業師
(ねわざし)でもない。懐が浅い。
 それゆえ赤児が手を捻られるように、完膚
(かんぷ)なきまでに叩きのめされ、外交の世界では簡単に遣り込められる。
 この元兇は明治以来、引き摺っている。大半の政治家を見れば分かるだろう。昨今は更に酷くなった。

 則
(すなわ)ち、小人(しょうじん)が大人(たいじん)の真似をして政治家になり、その正体は「政治屋」というものを露見させただけに過ぎなかった。
 大人の座を、小人が君臨しているのである。愚者が占拠しているのである。そして愚昧政治は、政治屋を介して。民主主義を世界最高の政治システムと信じている……。
 これでは世界に太刀打ち出来まい。小人や愚人では、したたかな世界に太刀打ち出来ないのである。当り前のことだ。

 また日本人の世界観は狭い。
 物事を近視的に、ミクロ的にしか見ることの出来ない現代日本人は、個人主義だけが自分の保身を守る最後の砦
(とりで)だと思って、それを信じて疑わないのである。

 しかし日本人の関心は自分の足許に火が点
(つ)きながらも無関心である。経済優先政策ではどうしても関心は個人主義的利欲と肉体的享楽欲求が目先の欲望となろう。政治に無関心と言うのも、その辺の見ている目の位置が、本来のものとは違っているのである。その証拠として、若者に限らず、老若男女を含み、現在の日本人の中で、国家や世界のことをまともに論じきれる者が、果たして何人居るだろうか。議定書の指摘する通り、「愚鈍な動物に成り下がった」と言うべきかも知れない。

 更に議定書は続く。
 「自由が若
(も)し、敬神を根拠とし、天地の法則に背反した平等の観念を去った同胞主義に立脚する時は、国民の幸福を阻害することなく、国家組織の中に無害なるものとして存在することができる。斯くの如き宗教と信仰を持って居る時は、国民は地上に於ける神の摂理に従い教会に統御せられ、謙遜、従順に、精神的慈父たる牧師の指導に従うものである。それであるから吾々は宗教の根底を覆し、非ユダヤ人の脳裡から神霊の観念を奪い取り、その代わりに個人主義的打算的利慾と肉体的享楽主義的欲求とを植え付けねばならぬ。
 非ユダヤ人がこれに気付かぬようにするには、彼等の心を商業と工業方面に向けねばならぬ。斯くすれば各国の非ユダヤ人等は国家社会など眼中になく、唯々自己の利得のみを追い、利害戦に夢中になって、自己の共同の敵に気付かなくなるであろう。
 ……
(中略)……
 優越を得んが為の極度に緊張した闘争と、経済生活に対する衝動とは、絶望的な、しかも悲惨極まる冷酷な社会を実現するであろう。否な既に実現したのである。斯くの如き社会は高等政策と宗教とを全然忌み嫌うようになり、これを指導する者は、ただ利得打算即ち金力のみとなり、金力によって享受出来る物質的な快楽の為に、黄金を完全に偶像化するであろう」
(第4議定書)

 ここには精神主義の重要性や霊的世界の敬神の必要性が説かれているとともに、それに耳を傾ける者は殆ど居ないとしているのである。人々の関心は霊的世界でもなく、敬神でもなく、ただ自分の私利私欲のために奔走する利害戦に夢中になることを暗示している。

 『シオンの長老の議定書』を偽書と一蹴するのは易しかろう。
 だが、偽書かそうでないかを論ずる前に、この世の中は議定書通りに進行しているのである。これを読み直せば、社会の正しいありからが見えて来る。また国家のあり方までが見えて来るのである。
 また、此処で断っておくべきことは『シオンの長老の議定書』が、ユダヤ人の手により制作されたものであるとしても、それはユダヤ人を悪魔的民族と決め付けてのことではない。

 現にイスラエルでも、この国は二重構造になっている。上は裕福なユダヤ人が特権階級として社会的にも地位が高く、一級市民として高きに置かれている一方、二級市民と言う、貧しくて悲惨な生活をしているユダヤ人も居る。こうした人達を悪魔的民族と指弾しているのではない。
 むしろ太古の歴史を顧みれば、ユダヤ民族は霊的にも優れた知覚を持ち、闇の中を見通す視覚は太古の日本民族に比べて退
(ひ)けは取らず、また日本民族とも繋がりの深い要素を多々持っている。民族向上を論じる観点からは、日本人とユダヤ人が手を結び、ともに砥石(といし)の如き関係を作って磨き合って行ければ幸いである。

 だが、日本列島は乱開発により、神域や聖域は神霊的調和が乱された。悉く崩された。そこを狙って、移行、続々と邪神界や邪霊界の悪魔軍団が押し寄せた。この邪霊団が、何も知らない日本の水子たちを手懐け始めたのである。日本の水子霊は巧みに手懐られ、集団化させられ、それを兵力として利用され始めたのである。
 日本は『霊
(ひ)の元(もと)』であった。「霊の元」を『ひのもと』という。言霊の国である。神国のことである。
 太古より精神文化を極度に発達させた国であった。

 ところが明治維新以降、邪神界の霊団は物質文明が齎す贅沢な一面を、日本人に「飴」として使い始めた。甘味なものだ。その甘味で誘惑した。その最たるものが福沢諭吉が掲げた「脱亜入欧政策」だった。
 爾来
(じらい)日本人は西洋の物質文明に魅せられた。
 脱亜入欧は「亜」の『霊の元』を放棄させて、「欧」を取り込み、日本を欧米化させる為に奔走し始めたのである。これにより日本人は自らの手で、光明波の光を遮ってしまったのである。昨今の精神的荒廃やモラルの低下は、このときに起因していたのである。

 そして作用と反作用が働く宇宙構造は、この世
(顕界)の影響だけでなく、あの世(霊界・幽界・精霊域など)にも当然同じような影響が起こり始めているのである。
 この世は、あの世の「移し世
(うつしよ)」という。現世と書いて「うつしよ」と読む。
 この世が科学をリーダーとして、今日の物質的繁栄を示しているのだから、当然あの世でも眼には見えない不可視世界で、大変な変化をしながら突き進んでいる。
 換言すれば、眼に見えない不可視世界の激しい変化が、この世に反映されていると云える。あの世は、この世に絶えず変化を与え影響しているのである。
 要するに眼に見えない不可視世界を回転軸として、世界は留まることなく、激しく変化を遂げているのである。

 科学は日進月歩の猛烈な勢いで、進歩の中を躍進している。しかし一方、これだけ科学が発達しているのに、人々の苦悩は逆に増大され、解決の糸口すら掴めていない。増加の一途を辿る現代の難病奇病は、現代医学では殆ど太刀打ち出来ない。現代医学の効果は、外科などのものに限っている。その恩恵に浴しているのは、細菌によって起こる伝染性のものや、急性疾患のみである。
 したがって、長い時間を懸けて齎された内因性疾患については、殆どお手上げである。種々の慢性病に関しては、あまり効果が期待出来ない。心因性ショックから起こる精神病も然りである。慢性病とか心因性などは、一種の憑衣である。

 現在の世の中で起こっている総ての現象を、総て憑衣霊の仕業と言うような乱暴なことは云わない。
 だが、その大部分は何らかの意味をもって起因した筈。見えない世界の、それも幽界からの影響であることは間違いないことである。
 いま霊界は、幽界までを引き摺り、その中心軸に大変化が起こっている。
 この世の人間が仕出かした作用が、反作用となって霊界や幽界では大変化が起こっているのである。水子霊が邪神界にコンロトールされて集団化し、組織化したことも、その顕著な現れだろう。そしてそれは、そうした状態に追い込んだ者への復讐計画のプログラムで進行されていることは明らかである。
 日本と日本人は、復讐計画のプログラムの進行通りの軌道の中にセットされた。まさに昨今の近隣諸国の取り巻き国から見れば、そう映るではないか。昨今の反日感情は、こうしたところにも転がっている。

 これまでの日本が、経済大国に伸
(の)し上がって行くプロセスには、1989年のベルリンの壁の崩潰が挙げられる。この崩潰により東欧諸国は、急激な変化に晒(さら)された。だが一方で世界中のデタントは空前の好機に見舞われた。第二次大戦終戦以来、冷戦状態にあった米ソは、今や蜜月の真っ只中に浸り、傍(はた)から見ていると寔(まこと)に喜ばしい構図に映った。
 しかし世界情勢の裏には、もう一つの貌がある。必ずある種の意図があり、その誘導により歴史は動かされる。
 この頃から日本は、平成バブルの中へと突進していく。株価が急騰し始め、日本中は沸きに沸いた。

 だかこれにも、もう一つの裏の企みがあった。
 日本の経済大国へのシナリオは、日本人が計画して書いたものではなく、既に用意されていた国際ユダヤ金融資本の筋書きで動かされていたのである。
 その筋書きは、日本に好景気を齎しバブル構造を作り上げて、この繁栄に有頂天になる日本人をつくり出すことだった。

 一方有頂天に舞い上がった日本人は、自分のみの繁栄を追い求め、拝金主義に奔り、自分の身の幸福を享受しようと享楽主義や快楽主義に奔った。その最たるものが進歩的文化人から齎された自由恋愛であり、また青少年においては性器教育ならぬ性教育だった。この享楽に、老いも若きも耽ったのである。更に、経済的好機は、世界から反感の眼で見られる現実を招いた。
 昨今の近隣諸国からの反日感情も、このときに仕込まれ、培養されたものであった。反日感情はこれから先きの日本の行方を益々複雑にさせ、その感情的な高まりは、かなりの加速度を付けて高まって行くことだろう。これに水子霊が与
(くみ)する。何と恐ろしい復讐計画ではないか。

 日本人はこれまで、霊的に無知だった。
 「科学的」なる言葉を乱発しながらも、霊的には完全に無知だった。
 本来の霊界に仕組みを知らず、街区この邪神界・邪霊界の計略、即ち復讐計画にまんまと嵌められたのである。この復讐計画を知らぬ現在の政治家や学者どもは、この危険度の高い国難を察知し、歯止めを掛けることに全くの無力なのである。
 かくして四方八方から、世界は激しい感情とともに日本へ総攻撃を開始するのである。既に半島や大陸で行われている歴史教育は、あれはもう教育などと言うものではない。あきらかに洗脳である。こうして洗脳された若者の烈しい感情が、連合軍を伴って、一斉に日本に鉾先を向けるのである。

 そして一度、外国軍が上陸したならば日本は忽ち無政府状態になり、大混乱を呈するような内乱が起こるだろう。
 日本人同士が共食いを始め、悲惨な阿鼻叫喚地獄が出現するだろう。そうなると、これまで往時の日本人が連綿と築いた文化や伝統は、悉く粉砕されるだろう。もう二度と立ち上がれないまでに、叩き落とされるだろう。
 それと、見逃してはならないのが自然災害だ。あるいは原発事故のように、天災のみならず人災も含めた大災害である。
 その顕著な現れが大地震なのの天変地異であり、地軸移動などが挙げられ、陸地の大規模な冠水や隆起、また一時的な温暖期の長期的な大雨や大洪水、大旱魃や大嵐や大竜巻などの突風をともなう自然災害である。更には小惑星の衝突と云う外的要因も含まれよう。
 これは霊界並びに幽界
(暗い精霊域を含む)と、この世の顕界が連動されていると言う証(あかし)でもある。幽界もしくは霊界で起こっていることが、この世でも起こると言うことを示している。あの世とこの世は連動されていることだ。それが転写現象として、この世に反映されている。

 その連動とともに、個々人にも、その連動された現象が起こる。不況、倒産、一家心中、破綻、大怪我、交通事故、家庭不和、離婚、不倫、種々の争いごとや、様々な暴力等の総べては、人の持つ悪しき想念が作り出したものである。幽界の反映が、それらを起こす。
 幽界は霊界の下位の不可視世界であるが、多くは、そこからこの世に向けて悪しきメッセージが流されている。そしてそこから発せられたメッセージのプログラムに従い、これがこの世にいる人間に連動されて、心像化現象を具現するのである。現代人の不幸現象は、此処に起因する。

 更に忘れてはならないのが、もう一点。
 食の問題である。
 人間はエネルギー効率を上げる為に、どうしても高タンパク、高アミノ酸を含む、どちらかというと植物よりも動物を食べようとする。人間と性
(さが)の同じ、哺乳動物を食べようとする。
 既に、「畜生界」で述べたが、此処に住む動物は、喰ったものと喰われたものからの恨みが働く。現代人は精進よりも、高タンパクなる美食を好む生き物に成り下がった。昨今のグルメブームがそれを雄弁に物語っている。美食へのエスカレートとは天井知らずだ。
 当然、幽界からの喰われたものの怨みの念は飛んで来るだろう。
 そうしたものが霊団を組み共同戦線を張って、日本人に押し寄せたらどうなるだろうか。
 今にも、そういう現実が目の前に迫っているのである。決してあり得ないことではない。


 ─────艱難
(かんなん)来る。そして国難が来る。
 これからの日本はイバラの道を歩くだろう。雪の泥濘
(ぬかるみ)の上を裸足で歩かされるだろう。まさに国歩艱難である。
 戦後日本の存立基盤が、根底から掘り返され、揺すぶられているのである。崩潰の憂き目を見ているのである。
 これまで日本はアメリカの保護政策により、多大な恩恵を貪った。国難に備えて、軍備を怠り、何もしないで温々と経済の高度成長ばかりを目論んで来たのである。またアメリカが日本に対し、何処までも甘い政策を餌として、かくもこのように日本人を甘やかせて来たのである。そのツケが、近いうちに巡ってくるであろう。ツケは払わされる。運命の掟である。

 かつて日本が連合国側に対し、無条件降伏して日本列島は米軍に占領されたが、アメリカは日本を四等国として軽く看做し、大工業を持たせなかった。
 ところがこうした思惑を背景に、アメリカの国策を一変する一大事が起こった。米ソ対立である。地球上の東西に冷戦構造が出来上がったのである。ここから日本の運命も変わった。
 米ソが対立の溝を深めれば深めるほど、あるいは共産主義陣営との対立が激化するほど、アメリカは日本に対し、特典や優遇措置を与え、その甘さは更に弛ませて行った。

 朝鮮戦争
(大韓民国と朝鮮民主主義人民共和国とが、第二次大戦後の米国・ソ連の対立を背景として、1950年6月25日衝突し、それぞれアメリカ軍を主体とする国連軍と中国人民義勇軍の支援のもとに国際紛争にまで発展した戦争)
 近代史では韓国動乱と記されている戦争のことである。この戦争こそ、日本に好機を齎した。
 このとき以来、アメリカは日本を敵と考えずに、同盟国と看做すようになった。日本はユーラシア大陸を見据えて睨みをきかす重要な橋頭堡と検
(み)たのである。日本を対共産陣営の兵站部と看做し、また補給基地と看做したのである。
 アメリカは日本を経済大国に育て上げることを決心した。

 朝鮮戦争こそ、日本の経済大国への路線を歩く事始めであった。続いてベトナム戦争こそ、第二の日本の事始めだった。
 一方アメリカはベトナム戦争によってすっかり衰弱し切ってしまった。これによりニクソンショックが起こった。世界の基軸通貨のドルは、一片の紙屑と化したのである。アメリカは金との兌換を停止してしまったのである。

 一方日本は、この頃からめきめきと経済力が増し始めた。これはまた日米摩擦の元兇になった。日本とアメリカは、もともと敵。
 再び、この構図が濃厚になり始めた。国連憲章でも「敵国条項」
(53条、107条)に日本とドイツは未だに記されているのである。
 そもそものアメリカの目的は、第二次世界大戦において、アメリカが国連と言う多国籍軍を率いて、日独を征伐することだったのである。
 さてこれから先、どうするか……。
 艱難
来る。そして国難が来る。水面下では、世界はそう言う構図に作り替えられているのである。
 霊界が顕界に反映する……、このことを忘れてはなるまい。



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